ひきこもりだから仕方ない

I am about to

色々とストレスになるものを見るのをやめてから多少興味のあった分野の文章がまた読めるようになった。一時期、本当に何も理解する事ができない時期があって、あの時と比べてたら大分回復できてうれしい。文献を読み見漁ってへー知らなかったとか言ってる時が今のところ一番楽しい。

ひきこもり関連の資料を読み漁るついでに自分の参考にできるようなひきこもりの経済的自立のモデルケースあるかなと色々と読んだのですが、あんまり参考になるものに出会えませんでした。自立の参考になるものはなかったけど、どういう方向性でひきこもり支援施策を実施してるのかはよくわかりました。

ただ個人的に厚生労働省のひきこもり支援施策で書かれてるような窓口に問い合わせてから適切な機関に振り分けられる方式に対してあんまり信用ができなかったというか、包括的な支援体制の範囲設定が自分に合ってない場合、各支援機関を行ったり来たりみたいな結果になりそうで怖いなと思ってしまった。

それとこれはひきこもり当事者の手記やインタビューを読んでいて感じたことなのですが、サバイブするための知識が当事者に共有されてないように思う。家から追い出された時どこに行くべきなのかとか、役所でどう助けを求めれば適切なサポートを受けられるかのような、当事者の生存戦略のような知識が共有されてないが為に深刻な状態(ホームレス、違法労働)へと移行していってるように感じる。

行政からすると窓口にくればなんとかしますということなのかもしれないが、生活保護申請者への水際作戦などの曖昧さを見るに、ひきこもり当事者がその扱いが適切なのか適切じゃないのかを判断できるぐらいの情報と知識は窓口に行く前に当事者に与えておくべきだと思いますし、何より窓口へ行くのような大雑把な情報を当事者が有しているだけでは公平な話し合いや支援を得ることは難しいと思う。いっそのこと、当事者会などが山岳遭難マニュアル のような当事者のための(支援者のためのではない)緊急対応マニュアルとかを作成しておいた方が良いのかもしれない。

念のため最後に読んだ資料のリンクを記載しておきます。

ひきこもり支援施策の方向性と地域共生社会の実現に向けて

ひきこもり支援の視点と方法を洗練させる

ひきこもり当事者への就労支援

「引きこもり」を「在宅ワーカー」に変える就労支援:NPO法人社会復帰支援アウトリーチ 代表 林日奈 | 東海最前線

通院経験有無別「ひきこもり」からの回復プロセス

ひきこもり支援における多様性の考察 --物語論的アプローチから--

「ひきこもり」に対する支援の方法を探る